騙し絵の館 (創元クライム・クラブ)
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おすすめ度:
発売日: 2007-03
発売元: 東京創元社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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発売日: 2007-03
発売元: 東京創元社
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人々の過去や謎の解明を楽しむ作品
猟奇的な事件の経過が描かれ、作家・金原が犯人の「額縁の中の男」の正体を
暴くために、謎めいた館の周囲を探っていき、犯人を告発することよりも、
いわくありげなお嬢様と執事、金原の秘密の謎解きが少しずつ明かされて行くのが
この作品の本題になっているようである。
つまり、幻想的な舞台の内で巧みにぼかされた表現による伏線に騙され、
最後に金原の秘密が判るのが面白いと思えれば、楽しめる作品である。
一方、猟奇殺人の結末の方に関心を抱いてしまうと、少々物足りない。
特に、はっきり書かれていないために、登場人物の関係などが良く判らず、
犯人も唐突に登場してきたような印象が否めないし、猟奇殺人としても
犯行動機や犯人像などもありきたりで単に残酷だとしか思えない点が、
私には残念に思えた。
