だまされる視覚 錯視の楽しみ方 (DOJIN選書)
北岡 明佳

定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
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おすすめ度:

発売日: 2007-01-20
発売元: 化学同人
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芸術の域に達する錯視図は一見の価値あり、ただし錯視の原因は不明のまま
知覚心理学を専門とする著者による錯視デザイン指南書。これまでに紹介されている錯視の基本形を分類して紹介し、さらにそれらをもとにして著者自身が作成したより高度なデザインを多数収載している。200ページ弱の分量の約半分は図であり、さほど難しい科学的記載はなく、数時間あればだれでも読破可能。
本著者が作成した錯視図は学問というよりは明らかに芸術の域に達していると感じる。著者自身が我田引水と述べているように、著者が錯視デザインの創始者というのはやや引いてしまう表現ではあるにしても、緻密に構成されたデザインを見ると、錯視図を創作するのが楽しくて仕方がないという気持ちが伝わってくる。『蛇の回転』や『航空ショー』と名付けられた作品は圧巻の一言に尽きるし、『ボート』のように誰でも作れる単純な作品にも驚かされる。
難点は、帯に『その謎に迫る!』とあるのに対し、科学的に何故錯視が起こるのかについては謎のままとなっている点。『感覚と錯覚のミステリー』など他の書を見ても、錯視の原因には未解明な部分が多いとしていることから、著者が勉強不足であるとは言えないが、小生のように帯などを見て購入する者にとってはやや過剰な宣伝かと思う。
ただし、掲載されているデザインについては、非常に面白いことに違いなく、前述の難点を補うだけのインパクトは十分。よって星4つの評価。
自分の目なのに、とうてい信じられません!!
錯視の本は、やりづらいだろうなあ、と思いました。
というのも、このネット時代では、錯視はサイトで見た方が、
カラーもたっぷりですし、他の人にURLで教えやすいですし、いいからです。
ですので、有名な錯視サイト「北岡明佳の錯視のページ」
http://www.ritsumei.ac.jp/?akitaoka/
の管理者でもある、北岡明佳さんの本にも、たくさん錯視の例が載っていますが、
むしろ楽しみは、錯視のデザイン方法の解説だと思います。
錯視を自分で作ろう、なんて考えてみたこともなかったです。
さて、肝心の錯視が起きる原因についてですが、
「錯視の数だけ原因がある」とのことで、
つまり明快にすぱっと言い切れるものではないそうです。
個人的には、p80「太陽」が気に入りました。
黒い背景に、明るく輝く太陽が描かれているのですが、
太陽の外周付近に、ひときわ輝く白い細いラインがはっきり見えるのです。
それは錯視である、と書いてあるのですが、とうてい信じられません!!
楽しいです
なぜ錯覚(錯視?)が起こるのかという科学的なことも書いてくれていますが
そういう難しいことは読まなくても
かなりたくさんの錯視図形を載せてくれているので
毎ページ毎ページ驚きの連続で、単純に楽しいです。