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騙し絵の檻 (創元推理文庫)

騙し絵の檻 (創元推理文庫)
ジル マゴーン
騙し絵の檻 (創元推理文庫)
定価: ¥ 693
販売価格: ¥ 693
人気ランキング: 424332位
おすすめ度:
発売日: 2000-12
発売元: 東京創元社
発送可能時期: 在庫あり。

ミステリー好きな人に是非
この結末は全く予想できませんでした。
ある程度ミステリーを読み慣れてくると、最初の数ページで、犯人の推測がつくのですが、
この本は、そんなことがありません。
読みながら一緒に推理をして、ひょっとしてまさか・・・、などと考えるのですが、その
予想を遙かに超越したラストが待ち受けています。
全体的にどろどろした話なのですが、最後の最後はスカッとさわやかな終わり方です。
種明かしの部分は何度読み直しても痛快です。
あまりミステリーを読まない人には勧められませんが、好きな人は是非読んでほしい一冊です。

これぞ推理小説!
「読者への挑戦!」とか言って、手がかりを全て描き出し「さあ犯人はだれ!?」とかやるのがあるけど、これは小説自体がそういうつくりになっています。
冤罪で15年も刑に服した主人公。自分の手で真犯人を見つけたい。容疑者は6人。すべてかつての友人たち。自分を陥れたのは誰?
主人公とともに「誰が」「なぜ」とドキドキしながら読み進められ、「知恵をしぼって推理する」楽しみを存分に味わえます。
奇をてらったキャラや殺人やトリックや叙述や何やら出てこなくても、面白いミステリーは書ける!という見本のよう。
解説に法月倫太郎氏も書いてあるけど、正しく犯人を指摘するのはかなり難しいです。(ていうかきっとムリ!)でもおもしろいよ?

濃密な推理展開
 伝統的なフーダニットを、現実世界に違和感なく溶け込ませており、後半の濃密な推理展開に圧巻。どんでん返しも充分に堪能できました。

 探偵小説に言われがちな、現実性に乏しいという作品世界ではなく、主人公がなぜそこまで犯人探しに必死にならねばならないのか、という状況もきちんとされ、うまい具合に現代に本格世界を構築されております。

 ラストのセリフにニンマリ。

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